高橋ダンさんの長期投資戦略ではアメリカ国債を長期保有すること、特に年数の違う国債を保有し多様化する事が強調されています。
少しずつ株のETFを買い増ししていますが、まだ米国債には投資が出来ておらず、キャッシュの割合が高いため、今回の記事を参考に今国債を買うべきなのかの検討をしてみます。
・米国債10年利回りがW shapeを形成して上昇トレンド
➺国債のクーポン(利息)は決定しているため、国債の価格が下落トレンドであることを示している。
・一般的に償還期限が短いものより長いものの方が激しく動く。
・株も配当に注目せず株価に注目するように、国債も価格を見るほうがお勧め。
と高橋ダンさんがおっしゃっていたため、自分が購入を検討していた米国債のETFを見てみると。
①TIP:残存期間短期
全体的に上昇トレンド。コロナの時に一過性に下落したが、右肩上がり継続中。
利回り:1.17%
②BND:残存期間1-30年程度
TIPと同様長期的には右肩上がりであるが、5月くらいから横ばい
価格は200日移動平均線を下回った
利回り2.22%
③TLT:20年、30年債
長期的には右肩上がりであるが、大きく200日移動平均線を下回っている
利回り1.51%
高橋ダンさんは短期的に短期残存期間のETFの空売りをお勧めしていた。確かに残存期間が長い国債ほど下落トレンドを示している。
長期投資戦略としてキャッシュと米国債は20%の割合で現在調整をしているが、強い下落トレンドが出ている現在は積極的に米国債に投資をすることはためらわれる状況。このカテゴリーに関しては、10年米国債利回りと各種ETF価格に注目して、再度上昇トレンドに乗ってくるタイミングで少しずつ分散して買い増しを考えていきたい。